【具体的】フィンランド移住する6つの方法【今すぐやることリスト付き】

フィンランド移住する6の方法

きみ

フィンランドに移住したい!
…けど、どうやって?
では、フィンランド移住する「具体的な方法」を6つ紹介します!

みんみ

こんにちは!フィンランド在住8年目のみんみ(@mimmi_nurinpain)です。

ネット上で「フィンランドに移住したい」と言う人をよく見かけます。
実際に移住方法を調べる人も多いようです。

しかし2020年現在、日本語で得られる情報は限られています。
また移住方法としてフィンランド人(EU市民、北欧市民)との結婚、日本で就職してフィンランド駐在など、運の要素が強いアイディアも見受けられ、現実的でないと感じることも…。

滞在許可目当ての結婚はダメですよー!

みんみ

そこで今回は「日本からフィンランド移住する方法」を6つ紹介します

参考になるよう、できるだけ具体的にまとめました。
本気の人向けです!
役に立つ公的機関のリンク、「移住のために今からできること」も載せたので、チェックしてくださいね。

※この記事では3ヶ月以上の滞在をザックリ「移住」としました(中長期の滞在が永住に結びつく手がかりになります)。

この記事はこんな人におすすめ
  • フィンランドに住んでみたい
  • 移住情報を集めたい
  • フィンランドの仕事について情報が欲しい
  • 今すぐできることを知りたい

では行ってみましょう!

フィンランド移住する6つの方法

以下が6つの方法です。

  1. 留学する
  2. インターンをする
  3. オペア制度を利用する
  4. アーティスト・イン・レジデンス
  5. 就職する
  6. 起業する

前提を確認

本題に入る前に、前提をチェックしましょう。

滞在許可がなくてもフィンランドには来られる

フィンランドはシェンゲン協定国なので、日本のパスポートがあれば90日間は無査証で滞在できます。
この期間なら特別ビザは必要はありません。

約3ヶ月もありますから、ホームステイ等で「プチ移住体験」もできます。

『かもめ食堂』の真似はNG

観光ビザで来てそのまま住み着くオーバーステイ、許可の無い就労はダメです。

フィンランドを舞台にした映画『かもめ食堂』では、旅行者が食堂を手伝う描写がでてきますが、違法スレスレの行為です

スレスレというか違法?

夢を壊してごめん…。

みんみ

「お手伝い」のつもりでも、働いていると勘違いされたら大変です。
強制送還、入国禁止、食堂のオーナーにもペナルティが与えられるかもしれません。
*細かいことを言うと、飲食店で働くには衛生管理の資格が必要です。

フィンランド移住は難易度高し!

もう一つの前提は、フィンランド移住は難易度が高いということ
フィンランドは移民を積極的に受け入れていない国なのです。

  • ワーキングホリデー制度なし
  • リタイアメント・ビザなし

そのため、ゼロの状態からフィンランドに3ヶ月以上住むには、

  • 学生/インターンになる
  • 働く
  • フィンランドに滞在許可のある人と結婚する(パートナーとして証明し滞在許可を得る)
  • その他、特別な滞在許可の取得する

…のいずれかの状態でなければいけません。

さらに言うと、学歴&コネ社会で就職もラクではありません
まずは中長期の滞在からはじめ、ステイできる期間を少しづつ更新していく根気を持ちましょう。

 

次からが本題です!

①留学する

まずは正攻法の留学です
学生ビザをゲットすれば、フィンランドに3ヶ月以上滞在できます。

留学から現地就職ができれば、移住の道が開けます。

一番とっかかりやすい方法ではないでしょうか。

交換留学

あなたが学生で、学校にフィンランドとの交換留学プログラムがあればラッキー!
サクッと申し込んでフィンランドへ行きましょう。

私が会った日本人の大半は、交換留学制度で来ていました。

交換留学先にフィンランドが無くても、国際交流課などがあれば相談してみましょう。
学外のプログラムや助成金の情報を持っていたりします。

交換留学は長期滞在への足がかりになります。

ただ、交換留学を就職へ結びつけるのは至難の業。
留学中はしっかり勉強し、再訪しやすいようにネットワークを作りをがんばりましょう。

私費で大学留学

自分で大学に応募し、フィンランドで学生になる方法もあります

現地で就職した私費留学生もいますよ!

みんみ

フィンランドの大学は英語だけでOKなところも多く、学びたい分野があればトライしてみましょう。
学位や資格が取れれば、現地就職も夢ではありません。

またフィンランドで卒業すれば、職探しのために最大1年の滞在許可をもらうこともできます

 

ただし、私費留学はかなりの出費を覚悟する必要があります。

EU圏外から来る学生(日本人)は学費を払わねばなりません(要確認)。
生活費も安くありません。

朗報!大学生の場合は夏の間だけ働くことができます(制限、条件付きですが)!
ここで良いコネを作れば、本格的な移住へ一歩前進です。

こっちでマスターやドクターを取っている人は、奨学金をもらってる人が多かったよ。

みんみ

 

フィンランドの大学、工科大学については、こちらで調べられます(英語)。

参考 Front pageStudying in Finland

学生に出される滞在許可の情報はこちらで調べられます(英語)。

参考 Studying in FinlandMaahanmuuttovirasto

フィンランドの教育関連のリンク集はこちら。

参考 フィンランドへの留学 関連リンク在フィンランド日本国大使館

こちらは、私がサマージョブをゲットした話です。

サマージョブにリーチする【経験談】フィンランドでサマージョブを得るための7つのアドバイス

②インターンをする

インターンシップ

フィンランドでインターンをすることで、長期滞在をする方法もあります
現地の高校でインターンをしている知り合いの日本人は、半年の滞在許可をもらっていました。

インターンについては、こちらのサイトに情報が載っています(英語)。
学生向けで年齢制限もありますが、最長18ヶ月間の滞在許可が出ると書いてあります。

参考 Internships in FinlandEdunation

絶対にフィンランドに行けるとは限りませんが、日欧産業協会センターがEUと日本間で交換インターシップをしています。

参考 EU-Japan日欧産業協会センター

有料でインターンができる日本のサービスもあります。
ぜひチェックしてみてください。

参考 フィンランドで留学・インターンシップIIP

インターンを就職に結びつけた日本人の知り合いもいます。
現地ではアクティブに就活してみてくださいね。

その際、英語やフィンランド語能力が大事なので、フィンランドへ渡る前にみっちり勉強していきましょう!

インターンでは日本でのキャリアが評価される場合も多いようです。
フィンランドへ行く際は、自分が今までやってきたことをアピールできる準備をしておくと良いですね。

③オペア制度を利用する

オーペア制度を利用

15歳以上、30歳未満なら、オペア制度を利用する手もあります

オペアプログラムは、世界各国の主に若い女性(男性も可)を対象にした留学プログラムの1つです。その国の家庭にホームステイし、ホストファミリーの子供たちのチャイルドケアをしながら家族の一員として生活します。

オペア留学・オペア受入れのWorld Au Pair in JAPAN 日本オーペア情報センター 【オペアとは】

ざっくり言うと、海外に子守としてホームステイできる制度です。
フィンランドでも利用でき、最長で1年間の滞在許可がもらえます。

フィンランドのオペアビザはこちらで調べることができます(英語)。

参考 Au pairMaahanmuuttovirasto

オペアからさらに長期の移住のためには、別の仕事を見つける必要があります。

  • 現地語/英語を覚える
  • 現地で就職活動
  • ネットワークを作る

など、滞在中にアクティブに活動することが大事でしょう。

④アーティスト・イン・レジデンス

アーティスト・イン・レジデンス

芸術家なら「アーティスト・イン・レジデンス」に応募することもできます
作品制作、展覧会やワークショップを条件に、フィンランドに長く滞在できる可能性があります。

例えばIi(イー)という街のプログラムは6ヶ月です。
日本人アーティストも参加しているので問い合わせてみてはどうでしょう(英語)?

参考 Residency programmesKulttuuriKauppila

アーティスト・イン・レジデンスからさらに長い滞在許可を得るのも簡単ではないと思います。

こちらもフィンランド滞在中にコネクションを作るなどの活動がいるでしょう。

⑤就職する

フィンランド就職

次にフィンランドの仕事を探し、就労ビザをもらう方法です
これは難易度が高く、就職できる分野が狭いです。

まずは留学して足掛かりを作るのが堅実です。

最強なのはIT系

就職しやすい分野は、ズバリIT系だと思います。

先日、Oulu(オウル)の就活イベントにいったらIT系エンジニアは大人気でした
しかも英語ができればOKという分野です。

ただ、就労ビザのない外国人には、それなりの優秀さを求められます。

イベントの様子です。

すし職人、日本語教師ってどうよ?

ところで海外就職というと日本語教師、すし職人のイメージがあります。
…うーん…どうでしょうね?

この手の仕事は現地人か在住日本人にすぐ取られてしまいます。
競争は激しいでしょう(成功例はあるようです)。

今は看護、介護の仕事に需要があると言われています。
しかし、現地で使える資格もいりますし、フィンランド語が重要になる分野です。

日本からの就職は難しいでしょう。

お掃除、お皿洗いも競争が激しい

掃除、皿洗いも競争が激しい

中には「掃除でも皿洗いでも、何でもします」という人がいます。

実はこれも競争が激しい分野。
掃除専門の資格を持っている人も多いですし、衛生管理の資格が必要な場合もあります。

会社が手続きの面倒な外国人を雇うメリットもありません。
「なんでもやる」でなく、自分ならではのスキルを磨くのが現実的です!

また、先日↓こんなニュースもありました。
外国人は圧倒的に不利ですね。

フィンランドの名前差別。外国人名だと面接に呼ばれにくいという調査結果【悲報】

求人情報を探す

フィンランドの求人情報をチェックするなら、ハローワークに素晴らしいリンク集があります。
求人サイトや求人状況も調べられるので、この2ページはぜひチェックしてください(英語)。

参考 Before moving to FinlandTE-palvelut 参考 Other employment service websiteTE-palvelut

⑥起業する

最後に「フィンランドで起業する」です

企業に雇ってもらえなくても、自分でビジネスを始めることで滞在許可をもらえる可能性があります。

  • 専門性がある
  • 競合が少ない
  • 需要がある
  • 計画性、継続性がある

これらの条件がそろえば、期待大です。

こちらでスタートアップによる滞在許可の情報を見ることができます。

参考 Start-up entrepreneurMaahanmuuttovirasto 参考 Permits and notifications for non-EU citizens - Companies and organisationsSuomi.fi

フィンランド移住のために今すぐ始めるべきこと

今すぐ取り書かれること

ここまで読んでどうですか?
夢は少しは具体的になりましたか?

最後にフィンランド移住のために、今すぐ始めるべきことをまとめました。

  1. 下見に行く
  2. 徹底的な情報収集
  3. お金を貯める
  4. 就職に有利なITの勉強をする
  5. 英語を勉強する

①下見に行く

フィンランドを下見する

細かいことをゴチャゴチャ考える前に、とりあえず下見に行きましょう!

夏に行くとフィンランドに恋しちゃうので(笑)、それ以外の季節でリアルな「生活」を見てほしいと思います。
物価や食べ物、人々の様子を観察してください。

移住後に「思ったのと違った」なんて思ったら残念すぎます。

探せば安いチケットも見つかります。
まずは行ってみてください。

フィンランド旅行で使える7つのプチ節約術フィンランド旅行で使える7つのプチ節約術【現地でムダなお金を使わない】

②徹底的な情報収集(お役立ちリンク集)

下見に行って「やっぱり住んでみたい!」と思ったら今度は情報収集です。

自力でフィンランドに来た日本人は、半端ないリサーチをしています
日本語、英語でググりまくりましょう。

手始めに、次のページに目を通してください。

 

余談になりますが、現地在住の日本人に連絡を取る際は、最低限のマナーを忘れないでくださいね
連絡を入れたらきちんと返信し、お礼の言葉を添えましょう。

③お金を貯める

リサーチをしながらお金を貯めてください
留学でも移住でも、お金がかかることは間違いありません(許可証などの申請費も高い!)。

出費を減らし、収入を増やす

お金を貯める法則は「出費を減らし、収入を増やす」です。
節約しつつ仕事を増やす、副業するなどしましょう(家でできる仕事は移住後も続けられておすすめ)。

最近は隙間時間にできる仕事もあります。

④就職に有利なITの勉強をする(保険にもなる)

プログラミングがおすすめ

フィンランドで就職に有利なのは、IT分野と書きました。
ですので、その分野の勉強をおすすめします…っと、ここは最後まで読んで重要だから(泣)。

もちろん無理にやる必要はないですよ。
ただ、おすすめする訳があります

というのもフィンランド人はマルチな人が多いんですね
プログラマーときどき手芸作家、事務員ときどきヨガ講師…など専門が2つ、3つとあったりします。

フィンランド人は年を取ってからも大学へ行ったり、興味のある分野の資格を取る人が多いです。
(学校に日本ほどお金がかからないので)

特に最近は事業プロジェクトごとに職員募集→プロジェクト終了とともに解散…というスタイルの仕事も多い。
そのため、専門一本だけだどプロジェクト終了時や失業した時に心もとなかったりします。

私自身も医療系資格を持ちつつ、コーディング、ブログなどを合わせてやり繰りしています!

みんみ

さらにIT系は、

  • 求人あり
  • 英語でOK
  • コミュ力が高くなくても大丈夫
  • 給料もまあまあ良い

など、メリットが大きいです。
身につけてしまえば、フリーランスとして臨時収入を得ることもできます。

日本にいるうちにプログラミングの勉強などをすれば役に立つはずです(自分もやろうか考え中…)。

オンラインのプログラミングスクールがおすすめです。

⑤英語を勉強する

最後に英語の勉強です

超重要!

フィンランドでフィンランド語は必須ではありませんので、まずは英語をガッチリやるのが大事です。
「どっちの言語を学ぶべき?」という疑問に関しては、こちらの記事に詳しく書きました。

英語かフィンランド語か学ぶべきはフィンランド語?英語?フィンランド移住で使える言語を在住者が考える

とにかく、英語、英語、英語です。

英語学習の仕方

しかし「英語を学べ」と言われてもピンと来ない人が多いと思います。
だって学校で習ったのにの、日本人のほとんどは話せない(泣)。

なので、闇雲に勉強をはじめては時間がもったいないです。
まずは勉強のやり方をチェック。

とりあえず、今話題のDaiGoさんの本を読んでおきましょう。


英語に特化したものではありませんが、「脳が認める」シリーズも良いです。
Kindle版もあります。


もし「勉強法とかどうでもいい、サクっと始めたい」という人はスタディサプリというアプリがおすすめです。
英語学習の方法が設計されているので、面倒なことを考えずスキマ時間にポチポチ始められます(しかも安い)。

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

フィンランドで役立つ資格(追加)

新しい仕事を探す際、日本人が考えるのが「役立つ資格を取る」ですよね。

追加で、私が思うフィンランド移住で役立つ資格を紹介します。

必須ではありません。

自動車運転免許

就職時に「自動車免許が必要」と言われる職種があります。
絶対になければいけない訳ではないですが、あるとプラスです。

掃除、セールス、介護など、自分で現地で行かなければいけない仕事は多いです。

なお、日本で運転実績がないと国際免許の切り替えが難しい話を聞いたことがあります。
リサーチしてみてください

あらゆる学位

フィンランドは結構な学歴社会です。
就職時はどんなコースを修了したかをチェックされます。

フィンランドは大学や専門学校で学んだ内容と仕事と内容が一致している場合が多いです。
そのため「私はこれができます」と修了証を見せられることが大事。

新卒を雇って一から教育する習慣はほぼありません。

もし学校に通っているのなら、がんばって卒業しましょう。

教員免許

教員になるつもりはなくても、あれば保険的に役立つ可能性があります。

例えば日系の子どもたちへ日本語を教える仕事では、教員免許があれば政府のサポートを受けられます。
また市民講座などで日本語講師の仕事をする際にも役に立つでしょう。

フィンランドでは教師に対する信頼も厚く、応募時の印象も良くなるはずです。
教員免許がとれるチャンスがあるなら、やって損はないと思います。

衛生管理

フィンランドには「Hygieniapassi(ヒュギエニアパッシ)」と呼ばれる衛生管理の資格があります。

これを持っていると、飲食物を扱う仕事で有利になります(この資格がないと、やれることが限られます)。
フィンランドに短期~中期で滞在する人は、テストを受けておくのも良いでしょう。

Hygiene Passport – Tests in several languages all over Finland

自習してテストを受け、40問中34問に正しく答えればOKです。
英語でも受験可能で、まじめに勉強すれば受かります(あんまり勉強しないで挑んだ私は落ちましたよ…)。

受験費は43ユーロとそれほど高くもないので、挑戦してみては?

hygieniapassiについて、記事にまとめました。


以上!

参考になると嬉しいです。
もし間違い、古くなった情報がありましたら、ご指摘いただけると助かります。

ではまた~!