フィンランド語の「通行証=クルクルパー」を解説します【日本語との関係は?】

フィンランド語の通行証はクルクルパ

きみ

フィンランド語で「通行証」は「クルクルパー」って聞いたんだけど本当!?
答えはだいたいYESだよ!

みんみ

こんにちは!フィンランド在住8年目のみんみ(@mimmi_nurinpain)です。

ネットやSNSで定期的に「フィンランド語で通行証はクルクルパーって言うらしい。日本語みたい!」というウワサを見かけます。

フィンランド語で暮らしている者として、かなり気になります。
というか、一言言いたい!

そこで今回は、フィンランド語の「通行証=クルクルパー」の真偽について解説します

この記事はこんな人におすすめ
  • フィンランド語の「通行証」が本当に「クルクルパー」か知りたい
  • クルクルパーが日本語から来た言葉なのか知りたい

「通行証=クルクルパー」→だいたい当ってます

結論から言うと、確かに通行証(許可)はクルクルパーと聞こえることもあります。
だから、だいたい正しいです。

フィンランド語で通行証は「kulkulupa(クルクルパ)」です

kulkulupa クルクルパ

通行許可(証)、立入許可(証)

 

kulku-: 通行、通る、移動、動き…

-lupa: 許可

 

発音確認 kulkulupa – Google 翻訳

*kulkuのカッチリした日本語の対訳が無くてすみません(汗)

きみ

この道は閉鎖されています。
Minulla on kulkulupa.

私には通行許可があります。

みんみ

フィンランド語の「kulkulupa」は二つの言葉からできています。

kulku(クルク/通行)とlupa(ルパ/許可)です。
日本語では「通行証」「通行許可」という感じでしょうか。

そのため、日本語のクルクルパーとはなんの関係もありません

発音も違います

フィンランド語は基本ローマ字読みです(例外もありますが)。
そのためkulkulupaはクルクルパーと伸ばさず、クルクルです。

アクセントも違います

アクセントも違い、単語の頭にある「ク」が強く、あとは弱くなっていきます。

カタカナにすると気になりますが、耳で聞く分には面白くなかったりします。

みんみ

クルクルパーと言う時もある

しかし、ここでニュースです。
実はクルクルパーと言う時もあります!

単語が分格という形に活用した時です。

例えば、

kaksi kulkulupaa カクシ クルクルパー

2つの通行証、通行許可

 

発音確認 kaksi kulkulupaa – Google 翻訳

この時は本当にクルクルパーと言っています

ただ先ほども言ったようにアクセントが違うので、聞いても面白くないです。

アホ、バカもフィンランド語?

さて、クルクルパの他にも、日本語の「アホ」や「バカ」にも似たようなフィンランド語があります

アホ=aho(耕作後に草が生えた畑、土地)

フィンランド語でaho(アホ)は「耕作後に草が生えた畑、土地」という意味です。

aho アホ

耕作後に草が生えた畑、土地

 

発音確認 aho – Google 翻訳

Ahoは名字でもあり、「アホカス」「ウコンマーンアホ」など様々なバリエーションがあります。
詳しくはこちらの記事で書いています。

Finnish flagフィンランド人の苗字トリビアーネンがいっぱい?日本語に訳すと変?アホさん?

ヴァーカ=vaaka(はかり)

日本人なら「え、今なんて?」とつい反応してしまう言葉にvaaka(秤/ヴァーカ)があります。

vaaka ヴァーカ

秤(はかり)

 

発音確認 vaaka – Google 翻訳

バカでなくヴァーカですが、日本語のバカに聞こえなくもありません。

ただ、こちらもアクセントが違います。

「秤がバカ(ヴァーカ)になった」と単語を覚えました。

みんみ


以上!

フィンランドには日本語を彷彿とさせる言葉がたくさんあります。
空耳の宝庫なので、タモリ倶楽部が好きな人はフィンランド音楽でジャンパーを狙いましょう!

ではまた~!

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