こんにちは!フィンランド在住のみんみ(@mimmi_nurinpain)です。
以前フィンランド移住をする方法を書きました。
そこで今回は、私が思う「フィンランド移住に向いていない人の5つの特徴」を書いてみます。
ただ、一緒に対応策も書きましたので、ネガティブにならなくても大丈夫。
移住の参考になれば嬉しいです!
【具体的】フィンランド移住する6つの方法【今すぐやることリスト付き】
フィンランド移住に向き不向きってあるの?
本題に入る前に「そもそも向き不向きはあるのか?」を考えてみましょう。
私はフィンランドに住むぞ!という情熱さえあれば、決定的な向き不向きはないと思います。
不満はあるけど住めば都
というのも、フィンランド在住の日本人でたまに「愚痴る会」をやるのですが、皆さん結構な不満を持っていたりします。
フィンランドのここが嫌…
日本ならこんな問題は無いのに…
なんなら帰りたいけど、家族が…
こんな話をしてれば「フィンランドに向いてないんじゃ…」と思いますよね?
しかし、文句を言いつつ長期に住んでいる人ばかり。
なんだかんだで順応してるんですね。
もちろん性格もキャリアも全然ちがう人たちです。

住めてる=向いているってことかもしれません。
運の要素が強い
運の要素も強いです。
私は結婚してフィンランド移住したのですが、夫の家族が優しくてラッキーでした。
しかし、同じ国際結婚でも嫁姑問題に悩む友人もいました。
現地で差別的な扱いを受けた友人もいます。
移住がうまくいくかは「運」が大きいです。
フィンランド移住に向いていない人

という訳で、向き不向きの判断は難しいところです。
それでも「こんな人は向いてなさそう」と私が思う特徴を5つあげてみます。
移住を考えるヒントにしてくださいね。
①寒さ、暗さが苦手
北欧の冬は寒い、暗い、長いのトリプルパンチです。

どよーんとした暗さです。
1年目は珍しさで大丈夫だったりするんですが、2年目から辛くなっていきます(ある年数を超えると悟りの境地「あきらめ」に入ります)。
フィンランド人でさえ季節性うつに悩まされたりします。
冬に心と体が弱りやすい人は、移住を検討した方が良いかもしれません。
対策→予定を作る
ただ、対策が立てられない訳ではありません。
私がやっているのは「寒い、暗い時ほど、ガンガン予定を入れる」です。
人に会う、映画に行く、ジムに行く…など。
アクティブに動いていると、冬を乗り越えやすいです。
規則正しい生活も大事。
決まった時間に起きる、寝るなどです。
②寂しがり屋

家族や友人と離れて暮らすわけですから、寂しがり屋はやっていけません。
「現地で友達を作ればいいじゃん!」
…と思うかもしれませんが、移住してしばらくは友達ができなかったりします。
言葉ができないと、友達作りは難しいです。
相手が日本に興味があるとか、底抜けに明るい人なら別ですが。
世間話も悩み相談もできない人と友達になりたい人は少ないでしょう。
一人でいろいろ企画して楽しめる人でないと辛いと思います。
「ぼっちは絶対ムリ!」という人は、移住を考えた方がいいかもしれません。

クリスマス@一人フィンランドの破壊力といったら…。
対策→いろんな人と幅広く付き合う
フィンランドで一人ぼっちを避けるためにも、いろいろな人と付き合うのが大切です。
あえて日本人を避ける人がいますが、もったいない(語学留学は別)!
もちろん波長が合わない人もいますが、合う人も絶対います。
「フィンランド在住日本人」とまとめないで!同じ在住者でも全然ちがう話
また移民同士は友達になりやすいです。
英語、フィンランド語もお互い勉強中だったりするので、文法など細かいことを気にせずに済みます。
フィンランド語コースに行けば簡単に知り合えますよ。
※もしくはスウェーデン語
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③健康に不安がある

健康に不安がある人は、慎重になるべきです。
フィンランドの医療が悪い訳ではありませんが、日本と同じサービスが受けられる保証はありません。
言葉に不安がある人も要注意。
医療機関では英語かフィンランド語、スウェーデン語でのコミュニケーションが必要になります。
通訳を雇うこともできますが、24時間対応してくれる訳ではありません。
1人で救急に行くこともあるかもしれません。
心の病になってカウセリングを受けるにしても、日本語対応のカウンセラーは少ないです。
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フィンランドは予約を待たないと医療が一切受けられない印象を与える情報があります。
しかし、緊急時はもちろん予約なしで対応してくれますよ!
「健康でなければダメ!」という訳ではありません。
リスクを検討してほしいということです。
対策→健康管理をする、ストレスを貯めない
健康管理は規則正しい生活、ストレスを貯めない、早めの対処を心がけるしかありせん。
持病がある方は、どのような医療が受けられるかチェックしておけば対策が立てられます。
どうか慎重に。
④お金の管理が苦手

お金の管理が苦手な人は移住に向いてないかもしれません。
フィンランドの物価は高いです。
中でも家賃は高く(ヘルシンキ…)、小さい部屋でも10万以上したりします。
学生には安いアパートが紹介されます。
ここは一安心ですね。
また「高福祉フィンランド」の社会保障が受けられても、なんでもかんでも無料ではありません。
大人の医療費はタダではありませんし、滞在許可の申請、更新にもお金がかかります。
急に帰国しなければならなくなり、高いチケットを買うことだってあるでしょう。
お金の管理が苦手な人は移住に向いていません。
対策→自分の消費行動を分析する
浪費癖がある人は、自分がいつお金を使っているか分析することです。
私はカフェによく行くので、改善しているところ。
買い物が辞められない人は、心理カウンセリングなども良いでしょう。
もしくは徹底的に稼ぐ!
⑤自信がない
自信がない人はフィンランド移住に向いていないです。
…いや、海外生活に向いてないです。
プライドがズタズタになる出来事が起きるのが海外。
はじめは「簡単なこともできない」「幼稚園児より言葉が話せない」と落ち込むことも多い。
それでも「自分は大丈夫」という自信がないと海外生活はキツイです。
ヘコむことは誰でもあります。
ポイントはヘコんでも前へ進む勇気があること。
自信がない人は、海外でなめられやすくもあります。
逆にいうと、自信満々だと丁重に対応してくれます。
言葉がダメでも、自信満々の人の話はみんな聞くんですよね。
不思議。
なので、自信がない人は移住は向いていません。
対策→何かを継続する、やり遂げる
自信はすぐ身につくものではありません。
おすすめは何かを継続することです。
日記でもゴミ拾いでも、続けてみましょう。
もしくは何かをやり遂げること。
移住を成功させて自信をつけるのもアリです(笑)。
滞在許可の申請がスムーズに行った私でさえ、移住は一大作業でしたから、やり遂げれば自信につながると思います。
まとめ
- 寒いの苦手、暗いの苦手
- 寂しがり屋
- 健康に不安がある
- お金の管理が苦手
- 自信がない
以上、みなさんの移住の夢がかなうと良いですね。
ではまた。