↑はamazonより。
「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2019」で映画「かもめ食堂」が上映されるらしい。
「かもめ食堂」は2006年に公開された映画で、オールフィンランドロケと話題になった作品だ。
北欧フィンランドの知名度をグッとあげた作品でもある。
主演は小林聡美、ももたいまさこ、片桐はいりなど。
フィンランドからはアキ・カウリスマキの代表作「過去のない男」で主演を努めたマルック・ペルトラが出演し、なかなかの豪華メンバーである。
公式サイト: かもめ食堂
さて、「かもめ食堂」にトンミ・ヒルトネン(豚身昼斗念)という日本好きの青年が出てくる。
かもめ食堂の最初のお客さんであるトンミくんは「コーヒーは永遠に無料」という特典を与えられ、食堂に足繁く通うようになる。
トンミくんはたどたどしい日本語で「ガッチャマンごぞんじ?」「ぼくはかえります」「おー」などと言う、若干バカっぽい役なのだが、そのキュートさが妙に日本人に受けたらしい。
「かもめ食堂」を見たと言えば「あー、トンミ・ヒルトネンw」と言う人が結構いた
mixiにファンコミュニティまであった。
そういえばトンミ・ヒルトネン役の人、どうしているんだろう?と調べてみた。
トンミ・ヒルトネンは今
めっちゃ有名になってた。
Jarkko Niemi(ヤルッコ・ニエミ)
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トンミくんをやったヤルッコ・ニエミは「かもめ食堂」の後、フィンランドのテレビや映画に数多く出演。
最近では「Syke(フィンランド語で「脈」の意味)」という人気医療ドラマに主要キャストの一員として大活躍していた。
Sykeシーズン1を見ていたのに、ヤルッコ・ニエミがトンミ・ヒルトネンだとはまったく気が付づかず、知った時は「えー!この人!?」と叫んでしまった。
写真を並べると同一人物だと解るが、イメージが全然違う!
いやー気づかなかった。 pic.twitter.com/lTdQRuDrDC
— みんみ (@mimmi_nurinpain) 2019年1月11日
Sykeでは神経質なお医者さんの役だった。
実はずっと、「トンミ・ヒルトネン役の人元気かなぁ?全然見ないから、舞台とかで活躍しているのかな?それとも役者、辞めちゃったかな?夢を叶えるって難しいよね…。がんばれ★」と思っていた。
ふつうにテレビで見てた。
ちなみに1984年10月生まれなので、現在34歳(2019年8月)。
「かもめ食堂」の時は21歳前後でした。
その他のフィンランド人キャスト
マッティ(Markku Peltola)
おいしいコーヒーの入れ方を教えてくれるマッティ役は「過去のない男」のMarkku Peltola。
残念ながら2007年にお亡くなりになりました。
↓過去のない男のトレーラー
リーサ(Tarja Markus)
かもめ食堂でお酒を飲んで倒れてしまうリーサ役、Tarja Markusはフィンランドのドラマにちょこちょこ出ているようだ。
写真は見つけられず。
途中から常連になる3人組の女性も調べてみたが、あまり情報がなかった。
1人は役者としてご活躍されているみたいなんだけど…。
残念。
「かもめ食堂」は今
映画の舞台となった場所はKahavila Suomiというカフェだったが、今はRavintola Kamomeという日本人オーナーが経営するレストランになった。
映画の公開から10年以上経つが、未だに北欧ファンの巡礼スポットらしい。
以上!
書いているうちに「かもめ食堂」を見直したくなってきた。
でもいっぱいツッコミたくなりそうで、もう純粋な気持ちで見られないと思う(特にライムスター宇多丸さんの「レンタネコ」評を聞いた後はもう…)。
『かもめ食堂』を観る
「かもめ食堂」はHuluの無料トライアルで観ることができます(2週間無料)。
同じく小林聡美さん主演の「プール」、ドラマ「すいか」等もあります。
アマゾンプライムでも鑑賞できます。
『かもめ食堂』を読む
なお、映画に関する疑問は小説版「かもめ食堂」を読むとスッキリします。
なぜサチエさんがフィンランドで食堂をできたのか、などが書かれています。
片桐はいりさんのフィンランド生活を書いたエッセーもおすすめです。
ディスコ(クラブ?)に行った話が笑えます。
映画の撮影裏話も。
なお、「わたしのマトカ」はU-NEXTの無料トライアルで読めます(31日間無料)。
*本ページの情報は2019年8月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。