前回、ゼロウェイストからローウェイストに移行すると書いた。
ゼロ・ウェイスト失敗。原因を考えつつローウェイストに移行します。
大量消費社会でゼロウェイストは思った以上に難しく、挫折してしまったのだ。
しかし、すべてがうまく行かなかったわけではない。外出先で出るゴミを減らすのは、かなり成功したと思う。
去年は1度もペットボトル飲料を買わなかったし、スーパーでレジ袋を買うこともなかった。「ゼロウェイスト・グッズ」と名付け、常に携帯していたアイテムがあったからだ。
そこで今回は、外出先でゴミを減らすのに役立った7つのアイテムをご紹介しよう。
ゴミを減らす7つのアイテム

↑タッパーを入れるの忘れました(汗)
- エコバッグ
- タッパーウェア
- ウォーターボトル
- ハンカチ
- リサイクルのナプキン
- 量り売り用バッグ
- 折りたたみカトラリーセット
エコバッグ

ゼロウェイストの基本のキ!エコバッグ!
買い物の際、プラスチック袋の代わり使う。
昔はタダでもらえた袋も、有料にシフトしている今日このごろ。
マイバッグを使えばお金と資源の節約になる。
私は容量のあるバックパックを使っていたので、必ずしもエコバッグが必要だったわけではないが、買ったものが入り切らなかった時のために携帯していた。
ところで販促用に配られるエコバッグは、キャンペーン終了とともに余りは廃棄されるらしい(販促グッズを作る仕事をしてた友人に聞いた)。
積極的にもらわない方がいいだろう。
タッパーウェア

タッパーウェアは食べ残しを持ち帰るために持ち歩いていたが、買い食いする時にも便利。
屋台などで「ここに入れて」と頼めば、使い捨て容器の代わりになる。蓋付きなので家に持って返って食べることもできる。
バイキング式のホームパーティーでは紙皿代わりにもなる。汚れたら蓋をして持ち帰り、家で洗おう。
ウォーターボトル

ウォーターボトルがあれば、ペットボトル飲料を買わなくて済む。
ペットボトル飲料は高くないが、毎日買えばそれなりの出費なる。環境にもよろしくない。
*フィンランドは水道水飲めます
水筒を買いたくなかったので、frooshというスムージーが入っていたボトルを再利用して使っている。
ガラスビンだが、250mlサイズなので重くなくてちょうど良い(ただ横に倒すと危ない)。

ところで、ペットボトルを洗って水筒代わりにする人がいるが、プラスチックから出る化学物質の問題もあるので辞めましょう。
米国人はボトルを380億本捨て、200万トン分の埋め立て地を生んでいます 水のボトルだけです
「プラスチック・オーシャン」より引用
環境系ドキュンタリー映画「プラスチック・オーシャン」が伝える悲しい数字
プラスチックの保存容器は安全?有害な化学物質を避けるためにできること
ハンカチ

トイレのハンドペーパー、カフェやレストランで出されるナプキンの代わりに使う。日本人なら普通かな?
お菓子やパンなどを包むのにも使えるので、大きく厚みのあるハンカチがおすすめ。
リサイクルのナプキン

レストランやカフェで自動的についてきてしまう紙ナプキン(しかも汚れがついて返却不可)を鼻紙として使っている。
鼻水をぬぐう程度ならハンカチでも足りるが、外出先でチーンとかみたい時はやっぱり紙だ。
汚れた部分を千切れば普通に使える。鼻をかむだけなので、新品である必要はない。
量り売り用のバッグ

量り売りの店では、手作りの布バッグに商品をいれるようにしていた。念の為、お店の人に断りを入れてから使っている(断られたことはまだない)。
日本では八百屋などで使えそうである。余計な金額を払わないためにも、軽く、中が透けて見える素材が○。
スプーン&フォーク

それほど活躍したアイテムではないものの、2度ほどお世話になったのがカトラリーツール。
多機能なものでなくても、家にあるスプーン&フォークでも良いだろう。
最初はマイ箸を持ち歩いていたが、汁物が飲めないという欠点と、フィンランドだと目立つのでカトラリーにした。
ちなみにGentleman’s hardwareというブランドのもの。ナイフ、栓抜きはまだ活用できていない(ロマンはあるんだけど汗)。
軽くてシンプルなものの方が持ち運びしやすいだろう。
以上!
全てを常に携帯していたわけではないが、なぜか家に置いてきた時に限って必要になることがあり、結局バックパックにいれっぱなしにしていた。
小さいバッグを使っている人は、ウォーターボトルを折りたたみ式のカップにするなど工夫すると良いだろう。
このような商品はアウトドアショップに売っているので、チェックしてみてほしい。
それでは!