大学で今度、学生向けのパーティがあるんだ!
飲んだり踊ったりするらしいんだけど、パーティで浮かないようにするにはどうしたら良い?
フィンランドで大学生をやった私がお答えしますよ!
留学生活の楽しみといえば、学生向けのパーティ(イベント)だ。
特にフィンランドの学生団体の主催するパーティは、あらゆる学部の生徒が集まり、かなり盛り上がる。
しかも人脈作りに最適。
- クラスメイトと仲良くなる
- 他の学部の生徒と知り合う
- 彼氏/彼女を作る
留学生も絶対に行ったほうがいい(友だちは彼氏ができたよ)。
しかし、飲んで踊る系のパーティに慣れていない日本人留学生もいるだろう。
ディスコやクラブに行ったことがない人には、ハードルが高く感じるかもしれない。
そこで今回は、フィンランドの日本人留学生に向けて「学生パーティやイベントで浮かずに楽しむ方法」を書いてみよう。
なお、ホームパーティーなどの小規模なものは含まれないので、ご注意を。
場にあった服装をする
↑これは私が行った学生イベント。アリーナを貸し切り、中央にはDJブースが置かれている。
パーティやイベントで浮かないためには、場にあった服装をしよう。
会場で所在なく立っている留学生は、服装が合っていないことが多い。
例えば、飲んで騒ぐ系の屋内パーティに、重ね着で行くのは典型的なミスだ。
パーティが屋内の場合は、次のような格好だとハズレがない。
- Tシャツ or ノースリーブ
- ジーンズ
- スニーカー
- ハーラリ(あれば)
*haalarit(ハーラリットゥッ)は学生がイベントの時に着るつなぎ
フィンランドの大学生が着ている「つなぎ」の正体。色やワッペンの意味は?
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なぜこのような軽装かというと、飲んで踊って汗をかくことが前提だからだ。
露出をする必要はないが、軽装を心がけると浮かないはずだ。
イベントのドレスコードを調べる方法
パーティによっては、ドレスコードが解らない時もある。
そういう時は、学生団体のフェイスブックページで、過去にイベントで撮られた写真がないか探してみよう。
こちらはヘルシンキにある、アアルト大学の学生団体のフェイスブックページ。
ギャラリーには、イベントごとの写真がアップされている。
Aalto-yliopiston ylioppilaskunta – AYY – ホーム
なお、全体の様子はこんな感じ。
持ち物
さてファッションをバッチリ決めても、忘れ物をしては元も子もない。
イベントに行く前に次のものを確認しよう。
- 身分証明書
- お金
- スマホ
身分証明書は学生証や社会保障カードではNGのこともあるので注意しよう。
(私はパスポート持っていったよ…)
細々した持ち物は小さなポシェットに入れると便利。
盛り上がった時間を狙っていく
フィンランドの学生向けのパーティは、夕方~深夜にかけて行われる。
だが開場時間ピッタリに行くと、全然盛り上がっていないことが多い。
1人で参加する場合、盛り上がっていないイベント会場は地獄だ。
いるだけで居たたまれなくなるだろう。
イベントはしっかり盛り上がった時間に行こう。
フィンランドには、パーティ前に仲良しで集まって家飲みをする習慣がある(etukotと呼ばれる)。
そのため開場から1~2時間遅れて来るのがふつうなのだ。
家飲みに混ぜてもらのが1番だが、お誘いがなかったらパーティには夜も更けたあたりに行くのが良いだろう。
それでもパーティが盛り上がっていなかった場合、再入場できるかスタッフに確認して、少し時間をつぶしてから戻って来よう。
十分に盛り上がった後なら、群衆にまぎれてはっちゃけやすくなる。
無理して踊らない、ただリズムに乗る
先にも書いたが、学生向けパーティの基本は「飲み」と「ダンス(ディスコ)」である。
飲む→踊る→飲む→踊る→飲む…
この繰り返しだと思っていい。
場に馴染めていない留学生を見ていると、どうもダンスに二の足を踏んでいる。
しかしダンスができると、楽しさが2倍にも3倍にもなる。
と言っても難しく考えなくて良い。
リズムに合わせて身体を上下するだけで十分。
私がいつもやっているのは、膝を軽く屈伸してリズムをとる方法だ。
右足、左足に順番に体重をかけるだけ。
鏡の前で「1,2,1,2」と言いながら、左右に体重を順番にかけて練習すれば、すぐできるようになる。
この動画はかなり参考になる。
ダンスフロアに飛び込んで、リズムに合わせて身体を上下しながら、近くの子に「楽しんでる!?」と声をかけられればコミュニケーションは大成功。
踊っている最中はみんな気さくに話してくれる。
少しは良い思い出ができるはずだ。
つまらなかったら、さっさと帰ろう
どんなビッグなパーティに行っても、気分がのらないこともある。
そんな時は、さっさと家に帰るのが正解だ。
逆に寂しさを感じてしまうし、会場でも浮いてしまう。
こういう時は、家に帰ってネットでもした方がいい。
人によっては「せっかくのパーティを楽しめないなんて、私は負け犬だ」と思うかもしれない。
しかし、パーティが苦手な人も、最初からまったく参加する気のない人もいる。
楽しめなくても気にすることはない。
私の友人は一回も学生パーティに参加したことがないと言っていた。
パーティにいるより、家にいる方が好きなんだそうだ。
ちなみに日本人の彼女ができて、幸せな毎日を送っている。
以上!
国によって雰囲気は異なるかもしれないが、欧米はだいたい似たような感じではないだろうか。
「外国で飲んで踊る」も貴重な経験のひとつ。
ぜひ楽しい思い出を作ってもらいたい。
短いですが、こちらはハーバードのパーティーの話が出てきておもしろいです。