こんにちは!フィンランド在住のみんみ(@mimmi_nurinpain)です。
2019年のヴィーガン生活の振り返りをしています。
戒めも兼ねて、「ヴィーガン*なのに、ヴィーガンを貫けなかった瞬間3選」をまとめます。
*ヴィーガンは実践可能な限り、動物を搾取しないライフスタイルを送る人のことです。
経験をシェアして、考えるきっかけにしてもらうのが目的です。
温かい心で読んでください。
ヴィーガンを貫けなかった瞬間3選
瞬間①試供品に…
イベントでヴィーガン商品を売るブースに立ち寄った時のことです。
お店の人が「新作のボディローションを試してみませんか?」と言うので少し手に付けてもらいました。
そこで「いい香りですね。これもヴィーガンなんですね!」と言うと、「あ、これはミツロウを使ってるのでヴィーガンじゃないですよ。」との返答が。
…。
事前に言ってー(泣)!
ほとんどの商品がヴィーガンでしたが、化粧品は例外だったようです。少量ですが、ノンヴィーガンのものを付けてしまいました。
気をつけなきゃダメですね。。。
ヴィーガンは蜂の搾取も避けるためハチミツ、ミツロウも消費しません。
瞬間②自家製ドレッシング…
友人の家で夕飯をごちそうになった時のことです。
私がヴィーガンなのを把握してくれていて、全員が食べられるメニューを考えてくれました。
さて、サラダをいただいている時、ドレッシングについて聞いてみました。
私「ドレッシング自家製?」
友人「うん。オリーブオイルとリンゴ酢、ハーブとハチミツを混ぜるだけの簡単レシピだよ!」
ハチミツ…。
繰り返しになりますが、ヴィーガンは蜂の搾取も避けるためハチミツも消費しません。
すでに食べ始めていたので、サラダはすべて頂きましたが、ハチミツはヴィーガンOKと誤解されやすいですね…。
瞬間③手編みの…
編み物好きの知人の家に行った時のこと。
「みんみ、これプレゼント!」と差し出されたのが、毛糸の帽子でした。とても素敵なデザインなのですが、素材がウール(羊毛)。
ウールはヴィーガンではないので…と断ろうとすると「あなたをイメージして色と柄を選んだよ!」と言われてしまいました。
…。
何も言えない…。
断れない…。
ということで、いただいて来てしまいました。。。
ヴィーガニズムと人間関係
普段、夫と2人で生活する分には、ヴィーガンを貫くことは簡単です。
フィンランドはヴィーガン向けの食品や製品も多く、困ることはありません。
しかし、難しい時もあります
- 食事をごちそうになる
- プレゼントをいただく
例えば、②の友人に「ハチミツはヴィーガンじゃないんだよ~」と軽く言いましたが、伝える時はドキドキしました。一生懸命考えてくれたメニューのミス(?)を指摘するのは、勇気がいりました。
友人は気持ちよく対応してくれました。
③のウールの帽子も、受け取らない選択はできませんでした。
その日知人は私のためにヴィーガン・クッキーを焼いてくれました。
私は動物を搾取したくないですし、環境も壊したくないです。でも友人も大切にしたいし、相手の思いをただ受け取りたくもあります。
うまくやれば両立できるのでしょうが…。
子供の頃から親に、
「いただき物にケチをつけない」
「出されたものは、好き嫌いせず食べる」
と教え込まれてきましたから、良心の呵責も感じます。
(母が隣にいたら、こういう発想をしている時点で叱られそう…汗)
結局はその度にベストの対応を考えるしかないのですが、葛藤はあります。ヴィーガン2年目を迎えましたが、まだまだ修行ですね!
みなさんは似たような経験ありますか?また「こういう対応をすればいいのでは」というアイディアはありますか?
良ければツイッター(@mimmi_nurinpain)で教えてくださいね。
今日はここまで!ではまた~