環境デモで使えるプラカードの英語をまとめました!
こんにちは!フィンランド在住のみんみ(@mimmi_nurinpain)です。
先日オウルで行われたグローバル気候マーチに参加してきました!
レポートはこちらの記事に。
フィンランドの「グローバル気候マーチ」に参加しました【レポートと学んだこと】
とても良い経験になったのですが、その時に困ったことが。
プラカードに書くメッセージです。
英語(もしくはフィンランド語)でメッセージを書きたかったのですが、一日頭をひねっても出てこない。
好きなことを書けば良いんだけど、思い浮かばない!
そこで、私のような悩みを持つ方のために「環境問題などのデモで使える、プラカードに書ける英語のメッセージ」を集めてみました。
参考になれば嬉しいです!
ちなみに迷いに迷って、結局こうなりました。
プラカードに書ける英語のメッセージ
下記が英語のメッセージです。
一部をのぞき、頭文字だけを大文字にしましたが、全部を大文字にしてもOKです。
「どこを大文字にするべきか?」はこちらのサイトが参考になります。
英語タイトルの大文字ルール│ 11の注意点|Englishに英語
School strike for climate
「気候のための学校ストライキ」
デモのきっかけとなったグレタ・トゥーンベリさんのプラカードを英語にしたもの。
学生さんへ。
Friday For Future
「未来のための金曜日」。
金曜日のグローバル気候マーチに参加している場合に使えます。
頭文字がFになることで韻を踏んでいると思うのですが、曜日を変えてもOKだと思います。
Climate justice
直訳すると「気候正義」ですが、気候の公平性、公平な温暖化対策という意味も含まれます。
Our house is on fire
「私たちの家が燃えている」という意味。
家はもちろん地球のことです。
There is no planet B.
直訳すると「惑星Bはありません」になりますが、これは「予備の地球はありません」という意味。
plan B(代替案、次の手)とplanet B(惑星B=予備の地球)をかけたものです。
If you don’t know how to fix it, please stop breaking it!
「直し方を知らないなら、壊すのを辞めてください」。
1992年にブラジルで行われた国連会議(環境サミット)で読まれた、12歳の少女、セヴァン・スズキさんのスピーチ。
Fight for our future
「私たちの未来のために戦え」。
futureをearth(地球)にしても良いでしょう。
Make the earth great again
「地球を再び偉大に」。
アメリカの大統領選の「Make America great again(アメリカを再び偉大な国に)」が元になったフレーズです。
近年はトランプ大統領が使ったことで再び有名になりましたが、気候変動対策をしないトランプ政権への批判も込められていると思います。
またgreatをgreen(緑)としている看板もあります。
Our earth is getting hotter than(人物名)
「地球は○○より熱くなっている」。
○○に自分の思う熱い人(ホット、かっこいい、セクシーな人)を入れて、地球温暖化を強調します。
例えば、Our earth is getting hotter than my boy friend(地球は私の彼氏よりホットになっている)。
How dare you!
「よくもそんなことを(よくもまあ…)」。
国連の気候行動会議で行われたグレタ・トゥーンベリさんのスピーチからの引用です。
Change the politics not the climate
「政治を変えろ、気候は変えるな」。
Denial is not a policy
「否定(拒否)は政策にはならない」。
事実(気候変動、科学)を受け入れた政治をしろ、という意味もこめられると思います。
No nature no future
「自然なくして未来なし」。
I’ve seen smarter cabinets in IKEA.
「マシな”キャビネット”をイケアで見た」
英語のcabinetには「飾りダンス」と「閣僚(主にアメリカ)」という2つの意味があります。
「イケアのキャビネット(飾りダンス)より、マシなキャビネット(閣僚/政治家)がいない」というジョークになっています。
その他、短いフレーズ
他のデモやネットで見かけたプラカードの文言はこちら。
- Stop global warming(地球温暖化を止めろ)
- Wake up(目を覚ませ)
- Save the earth(地球を救え)
- No more excuses(もう言い訳はするな)
- Let’s take action(行動しよう)
- SOS
- Why so slow?(なんでこんなに(対策が)ゆっくりなの?)
- Time to be a here(ヒーローになる時)
- Eco not ego(エゴじゃなくてエコを)
個人的に気をつけて欲しいこと
最後に、プラカードを書く時に個人的に気をつけて欲しいことを書いておきます。
それは人の見た目や属性を揶揄しないことです。
例えば、政治家をプラカードで批判するのはOKですし、似顔絵もまあ良いでしょう。
しかし、その人の属性や見た目をバカにするのはダメです。
性別、持病、体の特徴、民族、出身地などが当てはまります。
このような表現は、別の差別を生みかねません。
また「Our earth is getting hotter than(人物名)」というフレーズを紹介しましたが、当てはめる人物名は慎重に選びましょうね。
以上!
もし翻訳ミス、スペルミスがありましたら、ツイッター(@mimmi_nurinpain)などでご指摘いただけると助かります。
ではまた~
環境問題に取り組むティーンの女の子の話。