「エシカル疲れ」を感じたら試してほしい5つのこと【真面目に取り組むあなたへ】

エシカルに疲れた時5つの対策

こんにちは、フィンランド在住8年目のみんみ(@mimmi_nurinpain)です。

この1年半、エシカルな生活を心がけています。
*エシカルとは「倫理的、道徳的な」という意味で、自分だけの利益を追求するのでなく、あらゆる人々、地球環境、動物などに配慮しようという考え方や行動のこと

具体的には次のことに取り組んでいます。

大変そうだと思われるかもしれませんが、どれも楽しく実践しています。

しかし、イキイキ取り組んでいた時期もあれば、エシカルライフに疲れを感じることもありました
問題の大きさに圧倒されたり、エシカルを実践できない自分に苛立ったりと、精神的に消耗してしまうことがあったのです。

エシカルに取り組むことで疲れを感じる現象を、私は「エシカル疲れ」と呼んでいます。
SNSなどを見ると、同じような疲れを経験した人は私だけではないようす。

そこで今回は、エシカル疲れを克服する5つのアイディアをご紹介します

注意
あまりに疲れがひどい場合は、専門家の意見をあおぎましょう。

エシカル疲れを感じたら…試してほしい5つのこと

1.疲れの原因を考える

エシカルといっても、人によって取り組みは様々です(ボランティア活動、菜食、ゼロウェイスト、フェアトレード商品を買う等)。
そのため、まず自分が何に疲れを感じているか分析しましょう

私の場合、こんな時にエシカル疲れを感じました。

  1. 必要なものを気軽に買えない時
  2. ゴミを減らそうと頑張っているのに、他の人が大量のゴミを捨てているのを見た時
  3. ネットで取り組みに対する中傷を見た時

原因を分析することで、対策が立てられます。
1なら買い物の基準をゆるめる、3ならネットと距離を置く、などです。

私は限りなくゴミをゼロにする「ゼロウェイスト」から、できるだけゴミを出さない「ローウェイスト」へ移行しましたが、これもエシカル疲れ対策です。

ゼロ・ウェイスト失敗。原因を考えつつローウェイストに移行します。

 

漠然と「疲れた」でなく、自分を客観的に分析してみましょう。

チェック
  • エシカル疲れの原因を突き止める
  • 原因に対する具体的な対策を考える

2.悪いことでなく、良いことにフォーカスする

エシカルに疲れたら、悪いことでなく良いことにフォーカスするようにしましょう

エシカルを意識すると、どうしても自分の悪い点に目が行ってしまいます。
自分を減点方式でジャッジしてしまうのです。

例えば、喉が乾いてペットボトル飲料を買ったとします。
ゼロウェイストをやっている方は、こう感じるかもしれません。

環境に悪いペットボトル飲料を買ってしまった。ウォーターボトルを忘れるなんて最悪。マイナス100点 。

みんみ

気持ちはわかりますが、このような考えはエシカル疲れの原因になります

確かに、ウォーターボトルを忘れない方が良いに決まっています。
しかし、大切なのは失敗から学び、改善すること。

マイナスに考えると、どんな取り組みもイヤになってしまいます。

 

自分の行動をすぐ悪く取ってしまう人は「エシカル減点方式」から「エシカル加点方式」に切り替えてみましょう

こんな感じです。

ペットボトル飲料は買ったけど、きちんと分別して捨てた!今日はエコバッグも使ったよ!プラス100点!

みんみ

プラスの面にフォーカスすれば、心は軽くなっていきます。

チェック
  • エシカルは減点ではなく加点方式で考える
  • できなかったことより、できたことを思い出す
  • 失敗は学びの機会とする

3.インターネット(SNS)と距離を置く

たまにはオフラインになろう

エシカル・ライフにインターネットは欠かせません。
情報収集やエコグッズの購入、エシカル仲間との交流に役立ちます。

一方、ネットにはネガティブな情報も溢れています。
あなたはこんな経験はありませんか?

  • ネットで環境問題のニュースを見て悲しくなった
  • 取り組みに対する誹謗中傷をSNSで見てしまい、怒りを覚えた
  • 政治や人々の無関心に絶望した

ネガティブな情報も大事ですが、そればかりだとエシカル疲れに拍車をかけます。
インターネットとは距離感が大事です

  • ネットをする時間を減らす
  • 検索しすぎない
  • SNSで議論しない(もしくは元気がある時だけ)

これらを心がけて、エシカル疲れを回避しましょう。

個人的はスマートフォンを置いて散歩に出かけるのがオススメです。
一時的でも「どこにも繋がっていないオフライン状態」になるとスッキリしますよ。

チェック
  • インターネットとは適度な距離を取る
  • たまには自分をオフラインにする

4.啓発をする時は相手は選ぶ

啓発する相手は慎重に選ぼう

エシカルライフを一人でやってもインパクトは小さいです。
そのため啓発も大事です。

しかし、リアルでもSNSでも、啓発では話を聞いてくれる人を見極めましょう
そうしないと、お互い消耗して疲れてしまうことがあります。

聞く気がない人にメッセージを送っても99%はムダになります。
なんなら逆効果になることもあります。

  • 話せる状態にない人
  • そもそも話したくない人
  • ただ議論を楽しみたい人
  • マナーがない人

これらの人に絡むのは辞めた方がいいでしょう。
繰り返しますが、お互い消耗するだけでエシカル疲れを起こしかねません。

向こうから絡んできた場合、リアルでは話を避ける、SNSなどでは即ブロックが1番です。

みんみ

これは「対話をあきらめろ」という意味ではありません。
じっくり話せば解り合える人もいるでしょう。

しかし時間にもエネルギーにも限りがあります
話を聞いてくれる人にリソースを使う方が有効です(特にエシカル疲れ対策には)。

ところで、私は最近肩を痛めたのですが、たまに激痛が走ります。
そんな時に「ゴミ問題なんですけど~」と、言われても「肩が痛くて、それどころじゃあああ(ちょっと今は地球とか考えられない)!!!」となります。

それぞれ事情もあるので、話合いがうまく行かなくても気にしないようにしましょう。

チェック
  • 啓発する相手は選ぶ
  • 話し合いがうまく行かなくても気にしない

5.世界を救おうと思わない

エシカルについて考えると、大きな責任を感じることがあります。

自分の一挙手一投足に罪悪感を感じたり、なにも変わらない世界を見て、無力感でいっぱいになる時もあります。

どんなにがんばっても、できることは限られています。
そのため、一人で世界を救おうと思うのは辞めましょう
それくらいの気概は必要かもしれませんが、荷が重すぎます。

それに、だれもが事情をかかえています。
肉体的、精神的、経済的に余裕がない場合もあります。

趣味に没頭したり、友達とくだらないお喋りをする時間も大事にしないと、エシカル疲れを起こします。
24時間エシカルについて考える必要はないんです。

それに、エシカルと関係ないことをしている時に、良いアイディアが浮かんで来るかもしれません

ところで、最近よく聞くユーチューバーが、とても良いことを言っていました。

「あなた一人では世界は救えません。
しかし、あなたがいなければ世界は救えません。」

自分の小さな取り組みがかけがえのないものだと認識しつつ、一人で背負こまないように心の余裕を持ちましょう。

チェック
  • スーパヒーロー(救世主)になろうとしない
  • 今の自分にできることを確実にするのが大事
  • 負担を分け合う

まとめ

  1. 疲れの原因を考える
  2. 悪いことでなく、良いことにフォーカスする
  3. インターネット(SNS)と距離を置く
  4. 啓発をする時は相手は選ぶ
  5. 世界を救おうと思わない

以上が5つのアイディアでした。
少しでも気持ちが軽くなったら嬉しいです。

他にもエシカル疲れ対策があったら、ツイッターなど教えていただけると嬉しいです。

ではまた!

今読みたい本。エコなメッセージを届けようとする13歳の少女の話。