防水、頑丈、エシカルなバックパック!AEVORの「DAY PACK」レビュー

DAY PACK畳んだ状態

AEVORのバックパック「DAY PACK」をレビューします!

みんみ

誕生日にAEVOR(エイヴァ-)のバックパック「DAY PACK(ディパック)」を購入した。

  • シンプルなデザイン
  • ヴィーガンでリサイクル素材を使用
  • 防水、頑丈、大容量

と、高スペックなバックパック/リュックサックだ。

2週間ほど利用し、使い勝手が解ってきたのでレビューしよう。
結論から言うと、かなり満足だが、一部気になるところがある…という感じだ。

というわけで今回は、AEVORのバックパック「DAY PACK」の使い心地や気づいたこと、感想などをまとめました

日本からの購入もできます。最後にリンクを貼っておきました。

みんみ

AEVORのバックパック「DAY PACK(Proof black)」

背負った感じ

冒頭でも述べたが、AEVORの「DAY PACK」というバックパックを購入した。

というのも、今まで使っていたマリメッコの「バディ」のチャックが4年目にして壊れてしまったから(泣)。
修理できるか聞いたところ、ムリだと言う。

壊れたマリメッコ「バディ」

穴だけでなく、チャックの開閉もできない

同じものを買い直そうか考えたが、新しいブランドに挑戦することにした。
(バディはチャックの取っ手がレザーっぽいのも気になった)

私は一年中バックパックを使うので、条件にはうるさい。

  • 容量が十分なこと
  • 防水なこと
  • シンプルなデザインなこと
  • ヴィーガン(動物性不使用)なこと
  • できるだけエコな素材、でも丈夫なこと
  • 背中がムレにくいこと
  • 予算100ユーロ(13000円)…

などなど。
細かい気もするが、どれも外せないのである。

そして探して結果…あったよ!理想のバックパックが!

AEVOR「DAY PACK」のProof blackがドンピシャであった

DAY PACKキャプチャ

Proof Black | Daypack

スペックは以下のとおり。

  • 容量18リットル、展開すれば28リットルに拡大
  • 15インチのラップトップコンピューターが収納可能
  • ヴィーガン
  • 布の50%はPETのリサイクル素材
  • 撥水加工
  • 背中にはムレ防止のデコボコあり
  • Dyneema®(ダイニーマ) Composite Fabric*使用で丈夫

*Dyneema®Composite Fabricsは、高性能で、不織布、破けにくい複合ラミネートの素材です。

頑強で軽量。高強度ポリエチレン繊維 Dyneema(ダイニーマ)とは? – FREE TREX GEAR

しかも89.90ユーロと予算以内(日本だと防水のないものが12000円ほど)。
素晴らしい。

avesuというサイトから購入。

Vegan Backpack | AEVOR Daypack Proof Black | avesu VEGAN SHOES

ヨーロッパ在住の方はここから買うのがオススメ。本家サイトは品切れでした。

みんみ

 

全体の印象は、こちらのビデオでおわかりいただけるだろう。

daypack

 

ちなみにAEVORはドイツ発の2016年にはじまった若いブランド。
すべての商品がヴィーガン(動物性を一切使っていない)で、商品に使われる布の50%はペットボトルをリサイクルした素材だそうだ。

オシャレでエシカル…「若いのに感心だこと」と言いたくなってしまう。

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「DAY PACK(防水)」の印象

さて、バッグを実際に手にしてみると、とってもスタイリッシュ。

DAY PACK畳んだ状態

余計な装飾がなくスッキリしている。
ミニマリストとしても嬉しいデザインだ。
いろいろな場面で使えそうなのも高評価。

持ってみると、かなりガッチリした作りになっているのが分かる。
床に置いても形状記憶のようにピンっとしていて凛々しい。
布は硬く、ちょっとやそっとで穴が空くことはなさそうだ(丈夫なレスポートサック?)。

なんとも「強さ」を感じられるバックパックである。

使い勝手ヨシ。旅行にも便利な大容量

このバックパックは折りたたんだ状態で18リットル、完全に広げると28リットルにもなる。

DAY PACK展開した状態

28リットルにすると、てっぺんが後頭部あたりまで来るので、まるでバックパッカーだ。
実際、これで長期のバックパック旅行に出かけられそうである。

といっても、インスタグラムの写真を見ると、それほど「大荷物しょってまっせ感」はない。

 

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開くとこんな感じ。

口を開けた様子

マチもあるので、かなりの収納力。
食材の買い出し(我が家は一週間分をまとめ買い)などでも活躍している。

折りたたんだ状態の時は、この金具で固定する。
なかなかユニーク。

展開用の金具

この時は、背中にあるジッパーか、サイドから中身を出し入れできる。

後ろのジッパー

水が入らないようにジッバー部分が隠れるようになっている

豊富なポケットがうれしい

ところでバックパックを買う時、ポケットの数が気になるのは私だけではないだろう。
ポケットが多いと、無条件でうれしくなる(単純…)。

このバックパックには、ポケットが6つ

…良い。

まずフロントのポケット。
鍵や財布、サングラスなどを入れるのに便利。
平べったいが、意外と容量がある。

DAY PACKポケット

サイドにはスマートフォン用のポケット。
背中にクッションが付いるので、割れる心配なし。

スマートフォン用のポケット

ラップトップ用のポケットも(私はiPadを入れている)。
スマートフォン用のポケット同様、背中のクッションがあるので安心して持ち運べる。

ラップトップ用のポケット

バックパック内のポケットは3つ。
1つは細かいものを入れるのに丁度いいメッシュ・ポケット。

メッシュ・ポケット

折りたたんだところにもメッシュ・ポケット。

ここのポケットは、28リットルに展開しないと使えない仕組み。
旅行中のスリ対策にパスポートや、クレジットカードを入れてみてはどうだろう。

展開部分のポケット

水筒用のポケットもある。
なかなか気が利いている。

水筒を入れるポケット

背負った感想→悪くないです

これは夫にモデルになってもらった

肝心の背負った感じはというと、悪くない
肩紐も程よく幅があり、重さを分散してくれる(カンケンバッグのような細い肩ひもは痛くなるので…)。

背中にはクッションと、ムレ防止の空気の通り道がある。
夏のサイクリングも安心だ。

背中にあたる部分

胸の前で固定できるのもポイント。
紐はゴムになっていて、伸び縮みする。

私は自転車に乗ることが多いが、このバックパックに不快を感じたことは一度もない。
背中のクッションが心地よく、今まで使っていたマリメッコのバディより収まりが良い。

デメリット、気になった点

さて、ここまでは完璧なバックパックなのだが、一つだけ気になることがあった。

物が取り出しにくい、中身が見えにくい

折りたたんだ状態で、背中のジッパーを開けて物をとるのが面倒なのだ。
致命的とすら思える…しかし慣れの問題かもしれない。
がま口のように口全体がパカっと開く方が出し入れしやすいね…。

縦長なので、底の方に入っているものが見えにくいのも残念な点だ。

まとめ

 

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こんな人におすすめ

  • ヴィーガンでエコなバックパックを探している人
  • 旅行用、普段使いのバックパックを兼用したい人
  • PCやタブレットを持ち歩きたい人

こんな人にはおすすめしない

  • 取り出しやすさを重視する人
  • 柔らかい素材のバックパックが好きな人

まとめると、総合的に見て、素晴らしいバックパックだが、取り出しやすさを重視する人は、検討の余地あり…と言えるだろう

日本での購入

日本での販売状況を調べたところ、AEVORのDAY PACKは防水でないものが12000円程度で販売されている。
私の買ったものとは少し違うが、スペックはほぼ変わらないだろう。