みんみ
先日、湯シャンのリセットとして、Eliah Sahilの植物性100%のハーブ粉シャンプー「Natural Shampoo」を買ったのでレビューしよう。
これは濡れた髪にパウダーをかけ、マッサージして洗い流すタイプのシャンプー。
結論を言ってしまうと、かなりクセがあり、私には合わなかった。
匂いが強すぎる。
しかしメリットも感じなくはなかったので、使い方や感想をまとめました。
みんみ
ふつうのヴィーガンシャンプーはこちらの記事にまとめました
ヴィーガン・シャンプーを扱うブランド、商品まとめ【動物性不使用】
記事の目次
Eliah Sahilのハーブ粉シャンプー
ここ1ヶ月ほど湯シャンをしているのだが、髪のベタつきがヒドくなった。
髪をギュッとにぎると手にベタつきがうつるほど。
湯シャンは続けていくうちに頭皮の油が減って、ベタつきは落ちつくと言われている。
おそらく、今が我慢時なのだろう。
しかし、気持ち悪いものは気持ち悪い。
とはいえ、合成シャンプーで洗い、せっかく続けた湯シャンを辞めるのはもったいない…。
そこで以前ツイッターでおすすめしていただいた、ハーブのシャンプーを試すことにした。
私が選んだのは、Eliah Sahilというブランドの「Natural Shampoo 100g – Hair & Scalp Treatment Powder」。
(ナチュラル・シャンプー 100g – ヘアー&スカルプ・トリートメントパウダー)
フィンランドのRuohonjuuriというお店で13.95ユーロで購入。
缶コーヒーほどの大きさ
これはいわゆるハーブ粉シャンプー(パウダーシャンプー)で、その名の通りハーブを粉状にしたヘアケア用品。
泡立つものでなく、粉で汚れを落とすタイプだ。
粉シャンプーはインドが有名らしいが、日本でも合成シャンプーが苦手な人の間で人気だそう。
Eliah Sahilについて
ブランドについてちょっと紹介すると、Eliah Sahilはオーストリア発のヴィーガンで植物をベースとしたボディケア用品を展開している。
Eliah Sahilはおそらく「エリア・サヒル」か「アライ・サヒル」と読む。
公式サイトはこちら。
情報が全然ないけど(汗)。
使い方
ティスプーン1~2杯分を手のひらに出すか、濡れた髪にふりかけてマッサージする。
髪の長さによって量を調整せよ、とのこと。
マッサージ後に粉を洗い流し、スッキリするまで同じことを繰り返す。
ふつうはパウダーを水に溶かすか、ペーストにするらしいが、この商品は手でつけるようだ。
特徴
販売サイトには以下のような特徴が書かれていた
- ハーブと果物からできた100%植物性
- ヴィーガン
- 普通~油性の頭皮向け
- 毛根を守り、強くする
- 抜け毛を防ぎ、フケを落とす
- 髪に輝きを与える
- エキゾチックな香り
- 保存料なし、化学成分なし、香料なし、添加物なし、アルコールなし、アレルギーテスト済み
ノンケミカルで、髪にも環境にも優しいシャンプー…最高ではないだろうか?
ちなみに、容器はアルミでリサイクル可。
ただ蓋の内側のクッションなどがあり、ゼロウェイストではない。
原材料
使われているハーブ類はこちら。
- フラー土
- シカカイ
- ムクロジ
- アムラ
- ミロバラン
- ターミナリアベリリカ
- コミカンソウ
馴染みのない名前ばかりだが、代表的なのはシカカイ、ムクロジ、アムラだろう。
シカカイはサポニンという石鹸に含まれる成分が含まれており、髪を清潔に保ちつつ、トリートメントもしてくれるようだ。
ムクロジは天然の石鹸「ソープナッツ」として有名で、皮脂を取り除く。
アムラは髪にハリとコシを与えてくれるそう。
調べてみると、ハーブ粉を自分でブレンドする人もいるらしい。
ふつうに売ってるんですね。
Eliah Sahil「Natural Shampoo」使用レポート
それでは使った様子、感想に行ってみよう。
まずシャンプー前に今の髪の状態をアップ。
見た目は普通。湯シャンだと誰も気が付かない。
髪質は以下の通り。
- 量が多い
- 太い
- ストレート
- 一部くせっ毛
シャンプー歴。
- 湯シャン歴1ヶ月
- 湯シャンは週に3~4回(フィンランドは乾燥しているので)
開封の儀
商品を開封。
蓋をあげるとこんな感じ。
見た目は調味料っぽい。
中身はこんな感じ。
水をかけると、泥のようになる。
粒子が細かく、クレイパックと似ている。
気をつけないと鼻息で吹っ飛ぶ(笑)。
主張の強いエキゾチックな香りが鼻をつく。
これはかなり好き嫌いが分かれるだろう。
どんな香りかと言うと、エスニック雑貨店の香り(笑)。
髪にこの香りは付いて欲しくないなぁ…。
使い心地
お風呂で実際に使ってみたところ、いろいろと難しかった。
使い方には「ティースプーン1、2杯を手に取るか、頭に直接かける」とあるのだが、1~2杯では全然足りない。
結局、6~7杯分くらいは使ったかと思う。
私がやったのは、以下のとおり。
- 髪をブラッシング
- 髪をよく濡らす
- パウダーを手に取り、軽く水を混ぜる(粉が飛ばないように)
- 地肌に擦り付けつつマッサージ
- すすぐ
シャンプーバーの時も似たような感想を書いたが、使い方の正解が解らない(汗)。

シャンプー中は終始、「お寺でうっかりお焼香用の灰(お線香を刺す灰)をかぶってしまった」というイメージが頭から離れなかった。
すすぎは匂いが残らないよう念入りにやった。
洗い上がり
洗い上がりは、スッキリ!…という程でもなく、いたって普通だ。
ただ、ベタつきは少しましになった。
髪からほのかにハーブの香りがする。
パウダーを載せた手のひらからは、もっとハーブの香りがする。
ドライヤーで乾かした翌日
翌日の髪はこんな感じ。
「サラサラ!ツヤツヤ!」などは感じられない。
しかし、激的な変化がないのが植物性の良いところ…と考えることにした。
匂いは?
夫に頭の匂いを嗅いでもらうと、なにも感じないと言う。
しかし、時折エスニック雑貨店の香りを感じる。
ニンニクと同じように、誰かと合う時は使用を控えた方がいいかな?
メリット、デメリット
メリットとデメリットをまとめると以下の通り。
メリット
- 植物性なので、脱ケミカルできる
- 乾燥肌や石鹸が苦手の人に良い
- 湯シャン中のリセットとして使える
- 軽いので持ち歩きに便利
- ゴミが減らせる
- 環境に優しい
デメリット
- 匂いがきつい
- 値段が高い
- 激的な効果はない
しかし、以前ツイッターでおすすめしてくださった方が「初めて買ったハーブが臭くても諦めないでください」とご助言してくださったので、他のものも試してみよう。
日本だとこの辺かな?
ちょっと高いけど、普段は湯シャンでたまにハーブ粉シャンプーなら良いかもしれない。
以上!
みんみ
ではまた!


