ミニマリストは「定番化」しても「まとめ買い」は辞めよう

ミニマリストの間では「定番化」という言葉がよく使われる

衣類や文房具、洗剤など、生活に必要なものを特定の商品で固定し、リピートするというものだ。
あらゆることを定番化することで、探す、選ぶ、迷うなどの手間を減らし、リソースを有効に使うというアイディアである。

私もこの「定番化」を試したことがある。
服を特定のブランド、色に決めてみたり、気に入った化粧品を繰り返し買ってみたりした。

生活にルールを作り、「これでいい」と思えるスタイルを見つけるのは素晴らしいことだ。
実際にメリットも多い。

しかし最近いろいろあって、物事の移り変わりをひしひしと感じるようになった。
私は定番を繰り返し買う、というアイディアを手放すことにした

リピート決定!は幻想

少し前、デパートのセールで、いつも使っているアイシャドウをまとめて2個買った。
このアイシャドウは眉も描ける優れもので、私が定番化したものの一つである。

一時は毎日のように使い、使い終わった時「リピート決定!」と確信を持ったアイテムだった。

しかし、である。

ある日、アイブロウ・ペンシルを使っていたら、アイシャドウとしても使えることに気がついた。
しかも定番化したアイシャドウより使いやすく、持ち手が木で自然にも優しい。

次第に「リピート決定!」と、まとめ買いまでした定番アイシャドウを使わなくなった。
ストックを見るたび、私は後悔するようになった。

アイシャドウとアイブロウパウダーは兼用できる→ミニマリストにおすすめ

すべては移り変わる

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以前ブログに「○○の靴は最高。履きつぶしたら、同じものを買う」と書いた記事を上げたが(今は削除)、また同じ靴を買い直すか?と聞かれれば、答えばノーである。

デザインは好きだし、履き心地も悪くない。
しかし本革なのでヴィーガンになった今はNGなのだ。

「デザインが好き」
「機能が優れている」
「安い」

…そんな基準だけで物を選んでいた。

今でもこれらの基準は大切だが、今は新しい価値観を持って物を選んでいる。

  • ヴィーガンになって動物性のものは買わなくなった
  • 自然や労働環境の問題を知って「定番」を買っていたブランドの利用を辞めた
  • ゼロ・ウェイストに挑戦するようになってパッケージにも気を配るようになった
  • 新品を控えるようになった
  • よりエコで使い回しのきく日用品を買うようになった。

etc…etc…

理由もなく飽きたと感じて処分したアイテムもある(どんなシンプルなものでも飽きは来る)。
考え方、感じ方は、どんどん移り変わっていくのだ

その瞬間に必要なものだけを買う

「定番化 」が悪いわけではない。

購入済みの商品を、家の中で定番化することは良いだろう。
しかしリピートを決定することに意味を見いだせなくなった。

とりあえず、「セールだから、廃盤になったら困るから」とまとめ買いをするのは辞めた。
「絶対使う」は幻想であると、数年のミニマリストへの取り組みで理解した。

その瞬間に必要なものを、必要な量だけ買う。

これが最もミニマムリズム的であり、失敗のない方法である。

諸行無常。

人生を見つめ直す片付け本と映画。