香水を付けてみようかな。
そんなアイディアが頭をよぎることがある。でも香水ってなんだか照れくさい。大人の女という感じがするからだろうか。うっかり付けすぎてプンプン匂いを振りまくのが怖いのもあるが、自分には合わない気がして、香水は使ったことがない。
しかし海外旅行に行くと空港の免税店に並ぶ香水を眺めずにはいられない。うっとりするような甘い香りや、並べられた小瓶たちの可愛らしさに、いつも「一つ買っていこうかな?」と思う。しかし「どうしても付けなければいけない物でもないし、持ち物は少ない方がいいよね。」と買わずに立ち去る。
それでも未練がましくサンプル用のスティックに気になる香水を振りかけて持ち帰るのがいつものパターンだ。
香水は気後れするが、香りを楽しみたい気持ちはある。と言っても、誰かに香りを感じてもらいたい訳ではない。そんな時につけるのが、ニールズヤードの塗るアロマこと「アロマパルス」だ。
参考 アロマパルス(塗るアロマ) オーガニックコスメ・化粧品の通販ならニールズヤード レメディーズ 公式オンラインショップ
これは先がロールになっていて、手首などにコロコロと転がして使う。つける量にもよるが、鼻を近づければ気がつくくらいの香りで、香らせるというよりは、自分で楽しむための物である。
私が持っているのはEnergyというグレープフルーツ、ローズマリー、ラベンダーをミックスしたもので、その名の通りシャキっとする香りだ。私は手首につけて、疲れたり、気分転換したい時にそっと香りをかいで楽しんいる。香水のような甘い妖艶さはないが、柑橘系の元気な香りが私らしい気がする。
最近フィンランドではアレルギーの人に配慮して公共施設での香水類を遠慮するよう呼びかけている。もし香水を愛用している人がいたら、フィンランドでは量に気をつけた方が良いだろう。私が病院で働いていた時はアロマどころか、ボディローションにも気をつけていたので、香りの物と医療従事者は相容れないものがあるかもしれない。
それでも休日にアロマをつけると満ち足りた気分になる。私のちょっとしたお楽しみアイテムだ。