フィンランドで見つめられるアジア人 | Free and Light

フィンランドで見つめられるアジア人

フィンランドは白人社会なので、見た目が120%アジアな私は目立つ。そのせいか、時々フィンランド人にじーっと見つめられることがある。

高齢者や子どもに多いが、まん丸と見開いた目で見てくる人もいる(ただし若い人は慣れてるせいか、あまり見てこない)。「ツチノコ発見!」という感じ。なんとなく居心地が悪いが、日本でも外国人は見つめられると言う。仕方ないと諦めよう。

しかし気まずいのは「見られてるな~」と思って無視していたら、知り合いだと解った時だ。人の顔を覚えるのが苦手なうえ、ここではフィンランド語で会話するのに必死で、相手の顔を覚えていないことが多い。しかし相手は、The外国人!な見た目の私を高い確率で覚えているのである。

カフェで視線を感じつつ憮然な態度で無視していたら、去り際に「やあ、久しぶり」と挨拶され慌てたりする。

じゃあ、と思って見つめて来る人に会釈をしたり、微笑みかけたりすると、スッと目をそらされるので、「なーんだ知り合いじゃないのか」となるのである。

ある日フィンランドで自分がどう見られているか気になり、バーやパーティなどで「出身はどこ?」と聞かれたら「どこからだと思う?」と聞き返すようになった。答えの80%はタイで、残りは中国であった。日本と答えた人は1人だけだった。フィンランドに来てから何度か「タイ人ですか?」と聞かれたことがある。顔のせいだと思うが、フィンランドにはタイからお嫁に来た人がたくさんいるので、割合の問題もあるだろう。

先日バスに乗っている時、視線を感じ目をやると、インド系の男性がこっちをじっと見ていた。外国人が見てくることはあまりないので、珍しいなと思いつつ無視していたら話しかけてきた。

「すみません、あなたはインド人ですか?」

ネパール国境には東アジア人っぽいインド人もいるらしいが、どうみてもインド人には見えないと思う。「ちがいます」と答えたら「あ、そう」と言って会話が終わった。

一体、私はなに人に見えるのだろうか…。