私のミニマリズムとキャリアチェンジ。持たないことで自由を手に入れる。

キャリアチェンジ、向かう先

今、フィンランドのハローワークが主催する起業家コースに通っている。

フィンランドで医療分野を資格をとり、去年の8月まで病院に務めていたが、方向転換をしようとしているのだ。

収入は働いていた時の半分になった。

それでもなんとかやれているのは、ミニマリズムのおかげでは?と思っている。
そこで今回は、キャリアチェンジとミニマリズムについて、私の思いを書いてみよう

 

キャリアの方向転換はミニマリストだからできた

私は去年の8月まで病院で働いていたが、契約が更新されず無職となった。
自由な時間が増え、自分の心に向き合うようになると「もう、病院の仕事はやりたくない」と思いはじめた。

学校を出て資格まで取ったのに、もったいないと思う。
しかし、キャリアカウンセリングへ行き、自己分析をし、悩みに悩んだ結果「前の仕事はやらない」と決めた。

counseling roomフィンランドで職業選択心理士のカウンセリングを受けて気付いた仕事の悩み

 

そのため、医療とはまったく関係のない起業家コースに通っている。

生活費は失業手当、あとわずかなフリーランスの収入である。
世代の平均年収と比べたら、恐ろしく低い。
夫もそれほど収入があるわけではない。

それでも普通に暮らしていけるのは、ミニマリストを目指していたことが影響していると断言できる

 

ミニマリストになれば収入はそれほどなくても生きていける

フィンランドで自由に生きる

フィンランドに引っ越す少し前から断捨離を始め、フィンランドに来てからはミニマリストを目指すようになった。

いらない物を処分し、持ち物は厳選し、「少なく、少なく」と唱えながら過ごしていた。
毎週末デパートに買い物へ行っていた会社員時代が信じられないほど、物を買わなくなった。

 

物を買わなければ、お金は減らない
フィンランドで当たり前のことを改めて実感し、私の貯金は少しづつ増えていった。

もちろん福祉国家フィンランドの恩恵も受けた(失業手当、学生手当など)。
しかし、ミニマリストを目指し、支出を最小限にするクセは、経済的な不安を大いに取り除いてくれた。

 

物を持つ代わりに、自由を手に入れた

自由に軽く

ところで、フィンランド人は投資として若いうちから家を買う人が多い。
周りにいる同世代(30代前半)の半分は持ち家に住んでいる。

他にも車を持っていたり、ペットを多頭飼いしている優雅な人もいる。
子持ちの人は、さらにお金を使っているように見える。

例えば、夫の友人のペッカは新築の庭付き一戸建てに住み、自家用車を持ち、庭に子ども用の遊び小屋を作ると言っていた。
友人のエリナはマンションを購入し、犬を二匹飼い、センスの良いインテリア・グッズを集めている。

ペッカやエリナと比べると、私たち夫婦の生活はなんて質素なんだろう、と思う。
家なし、車なし、子供なし、ペットなし…。

引っ越そうと思えば、ペッカの半分の時間で準備ができる。

 

二人の優雅な生活が羨ましくないと言ったら嘘になる。
しかし、家や車のローンを払う生活をしていたら、夫はもっと長時間の仕事をしなければならなかっただろう。
私も前の仕事を続けざるを得なかったはずだ。
(しかも一戸建ての場合は、メンテナンス、雪かきが大変そうだ)

私たち夫婦の間にも、何度も家を買う話が持ち上がった。

しかしミニマリストを目指し、持たないことにこだわったことで起業を目指す自由を手に入れている

 

物がないことはメリットになる

もちろん、物を買うことでモチベーションが上がる人もいる。
家を買って、リフォームを楽しんだり、リラックスできるならそれでいい。
子供用の遊び小屋を作るのもステキだ。

私も自分の庭を持ち、気が済むまでガーデニングをするのが夢だ。

しかし、人生がまだ定まっていない人、特に新しい仕事に挑戦したい人は徹底的に持たないことを意識しても良いかもしれない

  • 時間ができる
  • 身軽になる
  • お金が貯まる

私は持たないメリットを十二分に感じている。

 

もちろん、デメリットもある

とはいえ、ミニマリストになる(目指す)過程では、デメリットもあった。

  • 物を増やしたくないので、機材や材料が必要な趣味を始められない
  • 贈り物にストレスを感じる
  • 気をつけないと、捨てることへ執着してしまう

例えば、私は親と贈り物をめぐって大ゲンカした。
ミニマリストを目指すと言って7年経った今、やっとバランスが取れてきた感じだが、ハマりすぎるのは気をつけたい。

 

まとめ「それでもミニマリストを目指します」

私の友人は、我が家のインテリアを見て「殺風景だね」と言った。
夫の友人は「修行僧の家のようだ」と言った。

キッチン公開/殺風景とシンプルを分ける基準とは

 

中には物が無いと、貧乏くさいと思う人もいるだろう。
それでも、私たちは嫌な仕事をやらずに済みながら、本当に必要な物には多少お金を出せる生活に満足している。

世界にはいろいろなステータスがある。
お金があること、学歴があること、家があること、結婚していること…。

しかしミニマリストを目指して気がついたのは、ステータスなんて幻想で、本当に「自分に」必要なものは別にあるということだ。

私の場合、それは起業に挑戦できる自由さと軽やかさ。

このブログに「Free and Light(自由と軽さ)」と名付けた時はなんとなくだったが、まさしく私のほしいものだったのだと思う。

Live free, live light.

みなさんも、持たないことで得られるものを考えてみてはどうでしょうか。

 

本はおすすめですが、年齢にはあまり囚われない方がいいです。