フィンランドと日本の「清潔感」の違い-イチゴは洗う?2日連続で同じ服?

フィンランドの市場の様子

※これは過去運営していたブログの記事(2014年)をリライトしたものです。

「フィンランド人と日本人の清潔に対する感じ方って結構ちがうかも…」と思うことがある。

衛生観念は同じだろうが、「きれい」とか「汚くない」という感覚のお話
おおちゃくな私でもフィンランド人の行動を見て「エッ…汚くない…?」と引くことがあるのだ。

そこで今回はフィンランド人と日本人の清潔に対する感覚のちがいについて書いてみよう。

果物、どこまで洗う?

いちご

日本の実家では、買ってきた果物は食べる前に必ず水で洗う。

スイカやミカンなど皮を剥くものはそのままだが、イチゴやサクランボなど、皮ごと食べるものは水でゆすがないとちょっと気持ちが悪い。
日本人は洗う派が多いのではないだろうか。

しかし、皮ごと食べるベリーや果物も洗わないで食べるフィンランド人が多い!
特に、イチゴ

農薬を使っていない確信があるのか、習慣なのか解らないが、市場やスーパーで買ったものを洗わずに食べる人が結構いる。

以前、夫の友人がお腹が空いたと市場でイチゴを買った時も洗っていなかった。
「イチゴはいつもそのまま食べるよ~」とのこと。

不潔とまでは行かないが、収穫した人、配送の人、売り子など、イチゴに触ったすべての人が事前に手を洗ったか判らないし、私は熟れが進んだ果物のヌメりが気になるタイプ。
勧められて少しいただいたが、ちょっと嫌だった。

その時は、「たまたま?市場のものは新鮮だから?」と思った。
しかし夫のおばあちゃんの家に行った時、スーパーで買ったパックのイチゴを「洗ってお皿にだしましょうか」と言ったら、義父に「イチゴは洗わないでも大丈夫」と言われた。

結局、熟れて汁がでてるのもあったので軽くゆすいで食べたのだが、ここでも「洗わない」選択肢があった。

じゃあ果物は全般的に洗わないのかと言うと、スーパーで売られているパックのブドウは洗うようだ(でも洗わない人も多そう)。
でも量り売りのチェリーは洗ったり洗わなかったり。

フィンランド人の果物の洗う、洗わないのボーダーはどこ???
中には洗う人もいるんだろうけど…。

ワケなしで2日連続同じ服

日本にいた頃、同じ服を2日連続で着ていたら、
「彼氏と朝帰り~?」
とか、
「会社に泊まり?」
などと、ワケありな空気が漂ったものだ。

しかし、理由なく2日連続で同じ服を切るフィンランド人が結構いる(冬場は3日連続も)。

ジャケットやジーンズなど、連続で着ても違和感のないアイテムもある。
しかし日本人ならインナーを変えて「昨日とは違う」状態にするのではないだろうか。
肌に触れるものは頻繁に洗うし、セーターなどしょっちゅう洗わないものでも、連続にならないようにする。

一方、フィンランド人は気にしない人が多いのか、連続で同じ格好を平気でする(年配の人は特に)。
何人か観察したら、2日ごとに服を変えるローテーションがある人もいた。

そういえばネプ&イモトの世界番付で、フィンランド人は世界で一番タオルを洗わない、というデータが紹介されていた。

寒い国なので汗をかかないのか、乾燥しているから匂いが出にくいのか?
下着は替えてるよね…?

(と、言いつつ最近は自分も…笑。ミニマリスト的ってことで。)

フィンランド人は家で靴を脱ぐ…あれ?

ヨーロッパの国、フィンランドでも家に入る時は靴を脱ぐ習慣がある…わー日本とおんなじだ!
…と思っていたのだが

フィンランドですべきでない11のことフィンランドですべきでない10+1のこと-マナーと文化の違い

確かに家に入る時に靴を脱ぐ習慣はあるものの、土足のまま家にドカドカ入る人が多い。
というか、土足エリアと靴なしエリアの境界が曖昧!いや、ナイ!

大抵は玄関にマットが敷いてあり、その付近に靴を脱いで家に上がるのだが、日本の家のような段差や境界線がないので、どこまで土足OKなのかよく解らない。

一応の目印になる玄関マットも中途半端。
日本の感覚でマットの上でだけで靴を脱いだり履いたりしていたら、夫が堂々とマットからはみ出した場所で履いたり脱いだりしていた。
そして誰もそれを気にしない。

また数分の短い訪問の場合(例.車で迎えに来たついでにトイレを借りる)、人によっては家の中に通されても、靴を履いたまま最後までやり過ごしてしまう人もいる。
靴を脱ぐの、脱がないの…どっち!

アメリカのように、いつも土足なら「床は汚い」という認識になる。
一方、フィンランドの半土足は、汚いんだか、キレイなんだかよく解らん。

と言いつつ、私もフィンランド式に土足で家に入るんだけどね(笑)。


日本とフィンランドを比べたら清潔さでは日本の方が圧倒的に意識が高い。
過剰だと思うことすらある。

一方で「片付いている」「統一感」という観点から見るとフィンランドが圧勝なこと。

日本は町並み、家の中もわりと玉石混交のゴチャゴチャとした印象があるが、フィンランドの町並み、お家はスッキリしている。
たまにビックリするくらい散らかってる場合もありますが(笑)。

日本人同士でも清潔の基準はバラバラなので、あんまり批判的にならないように心がけたい。

ただ夫の家族だけかもしれないが、食パンをテーブルに直置きする辞めてほしいんだよな~。

ではまた。