2017年11月からヴィーガンになり、肉、魚、乳製品、ハチミツなどを食べなくなりました。
キッチンには植物性の食品がメインに置かれるようになったのですが、ずいぶんと食品管理のストレスから開放されたように思います。
実は肉や魚を管理することって面倒くさくないですか…?
というわけで今回は「ヴィーガンになればキッチンのストレスが激減する理由」をまとめました。
(夫はヴィーガンではないので例外的にチーズや白身魚のフライがありますが、それは彼の管理化にあります。)
ヴィーガンになると「清潔」のプレッシャーから開放される
動物性食品は足が早いですよね。
買って数日中に食べないとすぐダメになってしまいます。
お肉から嫌な臭いがしてきて「しまった!」と思ったことが何度もありました。
買ってすぐのお肉も色や匂いをチェエクして確認してから食べていました。
フィンランドの某大手スーパーで見切り品の肉を買ったら、変色してた(汗)。
ところで、夫はひどい熱と下痢で入院したことがあります(結婚前の話)。
直接の原因は解っていませんが、それ以来お肉にかなり神経質になりました。
賞味期限が1日過ぎただけの肉でも「捨てて!」と言われ「見た目も臭いも大丈夫そうだよ」と言っても「ぼくは食べない」と宣言。
こういうやり取りをしていると私も気持ちが悪くなって、食べずに肉を捨てたことが何度かありました。
本当にもったいないことをしました。
動物性食品って面倒くさい!
お肉をはじめ、動物性食品には特別な注意がいるものが多いです。
今、衛生管理のコースに通っているのですが、動物性食品の管理には気をつけろと強く言われます。
- まな板を変える
- 調理の際の温度を見る
- 保存方法
などなど。
野菜だって乾物だって注意は必要ですが、動物性食品はやはり面倒です。
食中毒のリスクも高い。
家でもサラダを先に切ってから肉を切る、肉にちゃんと火が通っているか確認する、生の肉汁が飛ばないよう注意するなどしていましたが、よくこんな面倒なことをしていたなと思います。
生肉や生魚を切ったまな板に菌が残っているんじゃないかと思って熱湯をかけたりしていました。
多めに潜在をかけたり、何度も手を洗ったりしてエコでもなかったです。
菜食だと、キッチンがさっぱりする
菜食になった今、これらのストレスはほぼ無くなりました。
もちろん今でも衛生には気をつけていますが、動物性食品を扱っていたころの比ではありません。
洗剤を多くかけてゴシゴシこすったり、食洗機を高温モードにすることもなくエコにりました。
野菜だからと言って、油断して良いわけではないですが、清潔のプレッシャーからは開放された。
台所に動物性食品がないことで、漠然とした「肉への気味悪さ」も減りました。
動物性食品って、生きていた動物の体であり、体液であり、生理なんですよね。
うっかり食材をダメにしてしまった時の罪悪感も減りました。
野菜だって大事だし、フードロスが出ないように気をつけていますが、犠牲になった動物の肉を捨てるのは中でも最悪だったと思います。
もし動物性のものを食べないと生きていけない場所、体質でないなら、ヴィーガンになることでキッチンでのストレスを減らせるのはないでしょうか。
参考
ホリエモンの「ヴィーガンは健康に悪い」発言に、文教大准教授「栄養学的根拠ない、思い込み」Foodist Media by 飲食店.COM
台所は「家の心臓」と呼ばれている
料理をする、食べる、飲む、洗う、捨てる、保存する…など、生活に欠かせない多くの役割を担っているからだろう。台所がダメになれば、生活全体が崩れてしまう、とも解釈できるかもしれない。
だから台所はできるだけ気持ちのいい空間にしたいものだ。特に口に入れる食べ物を扱うので、「清潔」であることが何より気をつけたい。
ぜひトライしてみてください。