ダーニングでニット手袋の穴を修理、使いきる

完成!

手袋に大穴ができた

夫の手袋。親指に大穴がある。

穴の空いた手袋

これは夫の叔母さんの手編みで3年くらい使っている。手袋の親指の部分は摩耗しやすく、しょっちゅう穴が空く。

今までは端を縫い合わせて塞いできたが、繰り返すうちにだんだん親指を通す幅が狭くなってきてしまった。夫は新しいのを買うと言うが、革の手袋を検討しているらしくヴィーガンの私はなんとか阻止したい…。しかも素材がウールなので、羊のことを考えるとボロボロになるまで使うのが礼儀ではないか。親指以外は大丈夫だし。

夫の「ものを大切にする」が、思ってたのと違う件

ということで、「ダーニング」という方法で塞ぐことにした。ダーニングとはイギリス発祥の衣類の補修方法で、糸を縦横に縫って穴や擦り切れを塞ぐ。最近はわざとカラフルな糸や毛糸を使って、補修部分をデザインの一部にするのが流行っているようだ。

ダーニングで穴を塞ぐ

穴を塞ぐ

まずはマーカーペンと輪ゴムを使って穴部分を固定。ダーニング・マッシュルームという専用の道具もあるが、なんでも代用できる。糸は青い刺繍糸をチョイス。

完成

30分ほどチクチクして、できたのがこれ。

ダーニング完成

縫っている途中で糸の順番が分からなくなったので、「穴が埋まればいっか」の精神で適当な感じになったけど、これはこれでいい感じ?

完成!

夫に見せると「ナニコレー!」と(笑)。一応気に入ってくれたようだ。手袋ひとつでも、大切に最後まで使いきるぜ。

これもゼロ・ウェイスト。 ていねいな暮らしって感じですね。うふふ。