レストランからお持ち帰りしたハーブを育てる

ハーブの水差し

ずっと観葉植物がほしいと思っていたが、なかなか買えずにいた。

ゼロ・ウェイスト運動に影響を受けてから、ゴミ、特にプラスチックを限りなく減らすようにしている。しかし観葉植物のほとんどはプラスチックの鉢に植えられて売られているのだ。

スーパーの隅にある植物コーナーを眺めては、「いいなあ、ほしいなあ、でもなあ」と思っていたのだが、先日、思わぬところから手に入れた。レストランである

食べ残しのハーブをお持ち帰り

外食をした時、夫が頼んだサラダに立派なタイム(ハーブ)の枝が添えられていた。

最初は贅沢なサラダだな、くらいの気持ちで見ていたのだが、ふと気がついた。

「水につけてたら根が出てるんじゃ…?」

夫は食べないと言うし、添え物のパセリ同様、捨てられる運命の飾りである。レストラン的にも問題なかろうと思い、ナプキンに挟んでもって帰って来た。

家でドレッシングを洗いながし、しばらく全体を水につけ放置。今は空き瓶に入れ、キッチンに飾っている。

以前、植物の代わりにバナナやりんごを飾ると書いたが、リンゴはアレルギー反応が出て以来買っておらず、バナナはヴィーガンになってから買った瞬間に食べ尽くすため、飾るもなにもなくなってしまった。

花の代わりに果物を飾る-我が家のキッチン風景

部屋に自然の物があると気持ちが安らぐ。たった一本のタイムでもその役割は十分果たしてくれる。

ちなみに人参や大根などのヘタを水につけて葉を栽培するのもやっていたが、夫に不評だった。見た目が嫌らしく「Unnatural(不自然)! Freak show(フリークショー)!」となぜか英語でディスられた。

育った葉を料理に使ったよ(と言っても全然育たないので爪楊枝ほどの大きさの葉である)、と言うと「Ei~(いやだ~)!」と叫ばれた。

タイムには文句はないようで、ホッと一安心である。まあ、ディスられても全部スルーしたけどね…。

タイムは調味料として使われているが、強い殺菌効果があり、かつては薬として使われていたらしい。香りをかぐと、不思議と頭がスッキリするので、リラックス効果もあるようだ。

私はこういうマルチファンクションなものが大好きなので、今から根が出るのが楽しみでしかたない。

タイムを見つめる時、ベニシアさんのようなハーブ研究家気分なので、なんて単純なのだろうと、おかしくなる。今度はどこかでローズマリーの枝に出会いたいなぁ。