「海外生活は恥との戦い」恥ずかしい言葉の間違え

↑逃げ恥風に(笑)

外国語を使って生活していると、頻繁に間違えを犯す。母国語でないから仕方ないが、毎回めっちゃ恥ずかしい。私は口を開けば30秒に1回は間違いを犯している。恥かきっぱなしである。

例えばこんなことがあった。

急ぎの検査?

夏期バイトで病院で働いていた時のことだ。

私が働いていたところでは、急を要する患者さんの検査には必ず「KIIRE(急ぎ)」というマークがついていた。そこで私はよく「これは急ぎの検査ですね」という感じで「KIIRE(急ぎ)」の形容詞である「キーレイネン(KIIREINEN)」という言葉を使っていた。

周りは「はーい了解」といった感じの普通の反応だったので、毎日当たり前のように使っていた。
しかしある日、別の部署に電話しなければならないことがあった。

私が「これはキーレイネン(KIIREINEN)なんですが」と言ったところ、「あぁ、キーレーッリネン(KIIREELLINEN)ね」と言い直された

あれ?と思い、辞書を引いてみた。

KIIREINEN(キーレイネン) : 忙しい
KIIREELLINEN(キーレーッリネン) : 急ぎの

…。

うわぁああーーーー!

ちなみに辞書を引いたのはバイトの最終日である。つまり3ヶ月間ずっと「これは忙しい検査です!これは忙しい案件なので、早めに…」と言っていたのだ。家に帰って「恥ずかしっ!恥ずかしっ!」と叫びながらのたうち回った。

みんな間違ってたら言ってよ!(泣)

指摘するチャンスいっぱいあったじゃん…。まあ、夫はそんなに気にする間違いじゃないと言ってくれたが。。。

海外生活に向かない人

このような言い間違いは日常茶飯事だ。

また話す時だけでなく、公的な書類にスペルミスをしてお客さんに渡してしまったこともある(その時は正しく書いたと思った…泣)。海外在住というと「かっこいい!」と言ってくれる方もいるが、海外生活=恥ずかしさに耐える行為、と言っても良いだろう※現地語が堪能な人は除く

ちなみにこういう恥ずかしい体験を忘れるには、新しい恥ずかしい体験をするのが1番である。新しい恥で、前の恥を隠しましょっ。

ところで以前こんなツイートをした。

ツイッターでは「○○な人は海外生活に向いていない」というツイートをたまに見かけるが、私は羞恥心が強すぎる人だと思う。間違いを犯したくない、笑われたくない、というのは普通の感情だが、言葉や生活に慣れない海外では、面子を気にしていると何もできないからだ。まあ、誰もが恥ずかしい思いを繰り返しながら、図太くなっていくのだろう。(ただ海外生活6年目だが、未だに恥をかくと家でのたうち回っている)

それでも外国で暮らしてみたい人にフィンランドは良いかもしれない。だって3ヶ月間ずっと「忙しい」と「急ぎ」を間違えてたけど、誰も笑ったりしなかったから。フィンランド人のスルー力は高い(みんな基本的に優しいしね)。

間違いは指摘して欲しかったけど…。

ロシア語通訳だった米原万里さんの話。大好き。